楽しい入院

久しぶりに入院をした。3年ほど前に肺炎で入院して以来である。その原因は大腸の手術。2cmほどのポリープが出来、ガンになる前に切除した方がいいとである。である。手術自体は内視鏡での手術で、お腹を切り開くわけでもない比較的簡単なものであるが内視鏡で調べてみると２ｃｍほどのポリープの他に1cm弱のものがある。二つとも取るのに50分ほどの手術になった。その日から2泊3日の入院となった。

独り暮らしのわびしい老人にとって入院は3食昼寝付きの優雅な生活である。おまけに周りには若く元気な女性がいっぱい。天国みたいなものである。腸に負担をかけないように五分粥、おかずも柔らかいものばかりであるのも高齢者にはすこぶる都合がよい。2泊といわず1週間ほど過ごしたいと思える。病院食はまずくてかなわん、というのをよく聴くが私にとっては美味！こんなこというと普段の生活の貧しさがしれてしまうけれど実感である。